里山・桜 結いの会 Brog

高知県長岡郡大豊町の活動ブログ

大豊町小規模林業者安全装備品導入促進事業

里山・桜 結いの会の山本です。

沖縄、奄美地方や、関東等が梅雨明けの中、未だ梅雨の四国ですが、今日はタイトルにあるように安全装備導入事業についての、ご紹介やお知らせ致します。

全国各地で林業な盛んな筈の地域では、各自自体や県から様々な形で、交付金補助金助成金等の事業が行われていると思いますが、大豊町でも平成30年4月より小規模林業者安全装備導入促進事業が行われています。

この事業はかなり敷居の低い補助金の事業になり、中山間部で暮らしているなら伐採のために必要なチェンソーの講習「伐木等の業務に係る特別教育修了証」を所得していれば、所得年月日に関係なく誰でも一回は申請出来る補助金になります。

ただ、一般的にチェンソーの取り扱いに関しては「伐木等の〜修了証」所得は、必須になる流れではありますが、強制性は低く仕事やボランティア等に従事している方以外は所得していない方も多いと思います。

チェンソーの取り扱いに長い経験がある方でも、修了証を所持されていない方は申請できませんので、ぜひこれを機会に修了証を所得してはいかがでしょうか?

補助金の上限は2万円となり、今回はハスクバーナの防護ズボンとフォレストヘルメットを導入しました。

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ヘルメットは写真のような箱に入っていまして、イヤーマフやメッシュシールドは箱を開けてからの組み立てでした。

組み立て説明書がなく、初めてのヘルメットなので組み立てに時間がかかりましたが、装着した感じではとても良い感じでした。

イヤーマフは付けた瞬間は一瞬周囲の音が遮断され無音に感じましたが、実際はちゃんと音も聞こえます。防護ズボンは手にした瞬間「重っ!!」ってやっぱり思いました。いままではチャップスをたまに借りるくらいで、それでも重いと思ってましたが、ズボンになるとより一層重たく感じますね!

でも、安心感もありますし実際に履くと以外とその重さは感じませんでした。

ヘルメットやズボンが実際に活躍を始めるのは夏が終わってからの予定ですが、とても楽しみです。

みなさんの住まいの地域でも、様々な交付金等があると思います。申請書類の作成等は正直手間がかかりますが、実際のところは非常にありがたく支出を節約できるので、とても有効だと思います。

交付金補助金を理解して有効に予算を使いましょう!

活動開始

はいめまして!

平成29年元旦に高知県長岡郡大豊町穴内に移住してきました、「里山・桜 結いの会」代表の山本です。

地域の皆様のご協力を得て、地域里山林保全整備を主に目的とした会を発足し無事活動を開始するに至りました。

地域里山森林状況は起伏の激しい山間部になり、現在主流の大型重機を用いた効率重視で行う大規模施業を行うことが難しい森林エリアが殆どです。

しかしながら大東亜戦争後、急速な復興ともに必要となり消費された森林資源の再生、さらに需要が見込まれ、高度成長期に至る所に植林された人工林が現在では、地域少子高齢化等も一因し、里山森林を保全する自伐型林家さんが消滅状態になっているのが現状です。

現状に至った原因や理由は、明確でもあり多角的に考察すると幾つもの理由もありますが、まずは自分たち出来ることから少しずつ、里山森林の保全整備活動を行います。

 

ブログは活動記録としての活用が主になりますが、今後ともよろしくお願い致します。